白井市大山口の産婦人科 森川産婦人科クリニック

森川産婦人科クリニック
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女性のお悩み

漢方

当院では漢方による治療を行っています。
産科・婦人科の疾患に対しても漢方を処方しております。
もちろん治療は必要であればお薬も処方して治療しております。
また漢方では疾患ではないが、いろいろな不快な症状に対して、体調改善を目的とした漢方を処方しております。

漢方での治療例

  • 冷え症
  • 月経痛
  • 不妊症
  • 不育症排卵障害
  • 無月経
  • 産後の脱毛
  • 産後鬱
  • 更年期障害
  • 骨粗鬆症
  • 薄毛
  • 脱毛
  • イライラ
  • 鼻づまり
  • 頭痛
  • 便秘
  • 脂質異常
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 膀胱炎
  • 腎孟腎炎
  • 尿道炎
  • 排尿障害
  • 風邪
  • せきのどの痛み
  • 舌苔

ピル療法

超低用量ピル、低用量ピル、中用量ピルで避妊や婦人科系の疾患の治療をいたします。
また、ホルモン剤や漢方もプラスしたり、漢方のみで治療いたします。

・避妊(低用量ピル)
エストロゲンとプロゲステロンの合成ホルモン剤が入っている薬で服用しますと体のホルモンバランスが、妊娠している状態に近くなるため、黄体ホルモンの分泌が抑制され排卵を子宮内膜の増殖も抑えられて避妊が期待できます。飲み始めは、ホルモンバランスの変化により吐き気や頭痛倦怠感や不正出血することがありますが、通常1~2カ月程度で収まります。
服用をやめると自然な月経周期が戻り排卵するようになります。
また、胎児への影響や不妊の心配はありません。


・モーニングアフターピル(緊急避妊用ピル)
避妊に失敗した時に服用する緊急用ピルです。
性交後72時間以内に一回服用し、その12時間後にもう一回服用します。

ホルモン量が多く含まれているために体への負担もかかり、吐き気、頭痛などの副作用が強く表れることがあります。

ピルを用いる症状と疾患

  • 生理の悩み
  • 多細胞性卵巣症候群
  • 子宮筋腫
  • 月経前のイライラ・吐き気・頭痛・下痢
  • ひどい月経痛
  • 月経の量が多い
  • 不妊・性交通
  • 貧血・腰痛・おしっこが近い


  • などに用いられます。
月経移動(月経を早める、遅らせる)

ピルの服用により

月経を早める
月経開始後3~7日目より10日間ピルを服用終了後2~3日月経がはじまります。

月経を遅らせる
予定月経の4~5日前よりピルを飲み始め、遅らせたい日程の最終日まで飲み続けます。
服用終了後2~3日で月経がはじまります。

月経不順

月経周期は25日~38日の間が正常範囲とされていますが、月経期間の長さ、周期の長さ、不定期など悩みの内容も原因もさまざまです。

無月経
18歳までに初経がこない原発性のものとダイエットやストレスが原因の続発性無月経があります。ホルモン治療や漢方治療いたします。

月経周期異常
正常範囲30日前後の周期ですが、年に数回しか月経が来ない。
逆に20日以内の周期で頻繁に月経が来る場合、ホルモン検査をして治療いたします。

無排卵性月経
月経はあっても排卵がない場合で基礎体温が高温期がなく低温期ばかりです。排卵を起こす治療やホルモン治療を行います。

月経困難症

通常月経の時は多少の月経痛はありますが、生活に支障をきたすほど痛みがある場合を月経困難症と言います。

・超低用量ピル
月経困難症の治療薬で月経痛や内膜症など治療に使います。(保険適用)
黄体ホルモン薬と卵胞ホルモン薬、2種が配合されている。少量の女性ホルモン配合薬で、女性ホルモンの体内分泌を緩やかにして卵巣や子宮の機能を抑え月経に伴う下腹部痛、腰痛、吐き気、イライラ、憂鬱かんなどが緩和されます。しかしながらホルモンの量が少ないため、不正出血が起きます。超低量といっても副作用が起こる可能性はあります。

機能性月経困難症
子宮の発育未熟や形などが原因です。子宮がまだ未熟で血液を外へ送り出すために過剰に収縮することが大きな原因と言われており出産などを機に軽快することが一般的です。漢方やピルで治療します。

器質性月経困難症
子宮筋腫や子宮内膜症などに原因があるものを言います。

月経異常

月経過少症
2日以内で終わる。子宮やホルモン異常の可能性があります。

月経過多症
一週間以上続く月経、血の量が多い、レバーのような大きな血液の固まりが混ざる場合。

月経前症候群(PMS)
症状
月経前にイライラ、抑うつ、不安、眠気、食欲不振、肌荒れ、めまい、腹痛、頭痛、腰痛、乳房の張り・痛み、下痢、便秘これらの症状が起こります。
原因
女性ホルモンの低下やストレス、多くの要因から起こると言われています。
治療法
超低用量ピルと低用量ピル
月経前不快気分障害(PMDD)
症状
月経前におこる気分の悪化、抑うつ、やる気の低下
原因
女性ホルモンの低下
治療法
超低用量ピルと低用量ピル
多のう胞性卵巣症候群(PCOS)

排卵障害の一つです。内分泌異常と考えられています。
対症療法 血糖値を低下され、卵巣機能を改善
低用量ピル、ホルモン治療
エストロゲンプロゲスチン、漢方薬

不正出血 月経以外に出血することです。

排卵日前に出血することがありますが子宮がんなどで不正出血します。
性交渉の後での出血、45歳くらいからの不正出血は更年期による不正出血もありますが、生殖器の疾患でも起きる症状ですので検査をご検討ください。

原因 疾患
ホルモンバランスの乱れ  無排卵性周期症排卵期、ストレス
炎症 細菌性膣炎 性感染症
腫瘍 子宮頸管ポリープ、子宮内ポリープ、子宮筋腫、子宮がん・びらん
妊娠 妊娠の初期、胞状奇胎子宮外妊娠

※検査方法 おりもの検査、性感染症検査、血液検査、超音波検査、子宮がん検査、必要な検査を行います。

子宮内避妊具(IUD)
  • 挿入のみ
  • 取り外し
  • 入れ替え
カンジダ膣炎、外陰炎

真菌というカビの一種で、膣内常在菌の一種です。
膣内は、弱酸性で保たれていますが、免疫力の低下や抗生物質の服用で膣内の常在菌のバランスが崩れてしまったり、また、ステロイドの服用でも免疫が抑制されて、膣内でカンジダ菌が異常繁殖します。カンジダは、酸性の環境で繁殖しますので、ホルモンバランスにより膣内が酸性となる月経前に症状がでることがあります。妊娠中やピルの服用中には、カンジダが繁殖しやすいです。糖尿病があるとカンジダ膣炎、外陰炎になりやすいです。
膣は、自浄作用があるので、石けんでの洗いすぎ、ビデの使いすぎには気を付けてください。
過労、寝不足、ストレス、糖分の取り過ぎ、通気性の悪い下着などに気を付けましょう。
カンジダ膣炎、外陰炎の時は、陰部を洗う時石けんは使用しないで洗ってください。
カンジダ菌は、性交渉で男性から女性へ感染しませんが、女性から男性には感染します。

症状
おりものの量が増える、外陰部のかゆみ
膣内に刺さるような刺激感、痛み
陰部の赤み、ただれ、灼熱感、性交痛
ひどくなるとカッテージチーズや酒粕のようなおりものがでる
治療法
膣洗浄、膣錠、外用クリーム
症状がひどい場合 内服薬
STD(性感染症)

おりものの異常・痒み・できもの
(膣分泌物検査・血液検査)

  • トリコモナス膣炎
  • クラミジア感染症
  • ヒトパピローマウイルス感染症
  • 口唇ヘルペス・性器ヘルペス
  • 尖圭コンジローマ
  • 淋病
  • 梅毒
  • HIV(検査のみ)

※感染していても自覚症状がない場合もあります。

トリコモナス膣炎

トリコモナスト言う原虫の一種です。主な感染ルートは、性行為です、おりものは黄色い膿の様で量が多く臭いがあるおりものです。ひどくなると灼熱感や尿道から膀胱に感染が及び、頻尿や排尿痛ができます。無症状の場合もあります。
治療法 内服薬・膣洗浄と膣錠

クラミジア感染症

クラミジア・トラコマチスは細胞内寄生体の一種で、性行為で感染します。子宮頸部に感染してしまうとクラミジア性子宮頸管炎になります。症状としては痛みもかゆみもありませんが子宮頸管炎によりサラサラの水っぽいおりものや、膿性のものがでます。全く無症状の場合もあります。クラミジアは子宮内から卵管から腹腔内へと拡がってしまいます。そして、子宮内膜炎、卵管炎、子宮付属器炎、骨盤腹膜炎などをお越し卵管が詰まって不妊症や子宮外妊娠になったりします。
治療法 抗生物質の服用

性器ヘルペス

ヘルペスウイルスは局所に感染しても発症するとは限りませんが自覚症状としては、外陰部の水泡、潰瘍、疼痛他、そけい部のリンパ腺の腫れなどですが、重篤な症状として外陰部に潰瘍が形成され歩行困難になることもあります。
もし妊娠中に発症してもお産の1週間前に治まっていれば経膣分泌が可能です。

尖圭コンジローム

ヒトパピローマウイルス(HPV)の主に6型と11型による感染症で女性は外陰、肛門周囲、子宮膣部などにイボ状のできものとして発症します。主に性交渉で感染します。約3カ月の潜伏期を経て発症されるとされています。一般的にはかゆみ、痛みはありませんが、かゆみを伴う場合があります。再発しやすいのでしっかりと治療をし、根治することが大切です。

淋病

淋菌という細菌感染症で子宮頸管や尿道内で増殖します。性行為によって感染し3日~11日の潜伏期間があります。子宮頸管で増殖すれば子宮頸管により膿性のおりものがでます。尿道で増殖すれば排尿痛、頻尿、残尿感の症状がでますが、感染しても無症状の場合があります。
治療を怠ると卵管炎や骨盤腹膜炎や血液で淋菌が全身に拡がり、心内膜炎、髄膜炎、肝炎、関節炎、発疹などの症状がでます。
治療 抗生物質の服用

梅毒

感染後3週間で感染局所に赤くて硬い発疹ができて潰瘍になります。痛みはほとんどありませんがそのまま放置しておくと自然に消えてしまいますが病原菌は体内に広がって病気が進行していきます。
治療 ペニシリン系の抗生物質の服用

思春期・更年期

女性の体は脳の中の視床下部下垂体からのコントロールで卵巣から女性ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンを分泌してこれらの内分泌の影響を受けています。女性は思春期になりますとエストロゲンの分泌が高まり初潮が始まります。性成熟期になりますとエストロゲンの分泌が安定し、妊娠、出産に適した時期となります。また、妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加し産後は女性ホルモンの分泌が増加し産後は女性ホルモンが激減し授乳ホルモンであるプロラクチンが急増するため、ホルモンバランスが乱れ自律神経に影響を及ぼし産後うつになりやすくなります。

更年期障害

閉経前後の数年間を更年期と言いますが、更年期になりますとエストロゲンの分泌が減り、50歳前後で閉経を迎え心身の不調が現れます。また、エストロゲンが血管の柔らかさを保つ働きをしているため、減少することにより血管が硬くなります。
※ストレス、生活習慣病にも気を付けましょう。

症状

  • 顔のほてり
  • のぼせ
  • 発汗
  • 動悸
  • 不眠
  • めまい
  • 疲労感
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛
  • イライラ
  • 不安感
  • 抑うつ

検査

  • 更年期スコア(SMI)
  • ホルモン検査
  • 血液検査
  • ストレスホルモン検査
  • 甲状腺機能検査

治療法

  • 漢方
  • ホルモン補充療法
  • 薬物療法
プラセンタ注射(ヒトの胎盤由来成分を含有)
  • メルスモン
    1アンプル1000円
  • 作用
    乳汁分泌不全、更年期障害
    ※副作用として過敏症になることがあります。
骨粗鬆症

女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が少なくなるため骨密度は低下していきますので定期的に骨密度測定検査をご検討ください。
治療法 薬物療法

ホルモン補充療法

ホルモン補充療法は、閉経前後に不足をする女性ホルモン(エストロゲン)を補充し、更年期障害の治療をする療法です。主に飲み薬を医師が処方し、健康保険も適用可となっています。

骨盤臓器脱

子宮脱、子宮下垂、膣壁下垂、膀胱がん、直腸がん、膣断端脱

●症状
膣に違和感や圧迫感、子宮頸部が膣から脱出、尿漏れ、残尿感、排尿障害、残便感
●原因
出産時の骨盤底筋、諸靭帯への影響、加齢による女性ホルモンの減少、加齢、肥満、慢性の便秘での排便時のいきみ、慢性の咳、重い荷物を持つ仕事
遺伝的要因によるもの
●治療法
子宮内にリングを入れる
骨盤底体操

高血圧・脂質異常・糖尿病
高血圧
脂質異常
糖尿病
ダイエット相談

BMI35以上の方は保険適用です。

・サノレックス
・漢方(体質や太り方で処方する漢方が違います。)

頻尿・尿失禁
頻尿
細菌性膀胱炎
排尿器疾患
神経性頻尿
糖尿病
尿失禁
骨盤底筋体操
薬物療法
切迫性尿失禁
薬物療法
膀胱訓練
尿道カンフル